「幸四郎さん。」 「はい?」 「…姉のどこが好きなんですか?」 カチャカチャと洗い物の音がかすかに聞こえる。 俺と幸四郎はリビングでテレビを観ていた。 突然、思ってもみずにそんな事を聞いた自分にびっくりすると 同じような顔で幸四郎が目をパチクリしていて 二人して笑った。