∞ANxIeTY∞


「あーねむ。」


静かすぎるホテルを出て
明るすぎる太陽から逃げるように乗り込んだタクシーの中で

彼はまた携帯をいじりながら
ブツブツとぼやき
たまに誰かと喋ってはまたボヤくを繰り返す。