「お前ら今日練習ないのに来てもキャッチボールしかできないよ?(笑)」


よいしょっと花壇に卸していた腰を上げる。


「かんとく暇が?遊びに来てやったんじゃっ!」




チームでもガキ大将で
悪戯っぽく鼻を指で掻く良太は
あいつに似てる。



「かんとくだって忙しいわ。」

即座に口を挟み、な?とこちらを見つめる目の優しい慶も

可笑しくなる程そっくり。