「…姉貴。」 やっぱり口から出る蒸気は白い色をしていて 靄が目の前に広がったみたいな光景。 どくんどくん、どくん、と 体中の血が芯部を圧迫する。 写真と同じ位だから10数年ぶりに視界に入ったその人は 枯山水と違ってきちんと時間の経過を感じる形をしている。