「あの…」 ふと我に返り振り返ると 女の子が一人。 年の頃は12〜3歳位だろうか。 あたしを見つめて不可思議な顔をしている。 「はい?」 「おじいちゃんの…」 もじもじとスカートを片手でキュッと握りしめて俯く。 綺麗に編まれた三つ編みが肌寒い風に靡(なび)く。