∞ANxIeTY∞

「にいちゃんみたいなやきゅうせんしゅになるんだー。
いがわとにいちゃんみたいなやきゅうせんしゅ!」


俺は
会ったこともない彼の前で
いったい何粒の涙を流しただろう。

あの日以来、流した事のなかった涙は
あまりに自然に
あまりにも暖かく

頬を伝っては
ぽたり
ぼたりと汚れて伸びたグローブを濡らす。