「もう、離して……っ!」





私が大きな声でそう言うから、外の部活…野球部やらサッカー部の人たちが集まってくる。

その中には、



「李南?!」




環奈ちゃんもいて。
でも今の私にはそんなこと、関係なくて。




「私には、ジャーナリストになりたいって言ってる人が、そんなことを言ってるなんて、本当に信じられません!」

「…っ何だと?!」

「腹が立つでしょう?!夢を侮辱されたのは私も一緒です!私は、私の大好きな写真をあなたたちに侮辱された…!だからもう私は退部させて頂きます!」