「…、樋野!またこんな所で油売ってる!」
與さんがまた樋野くんを呼びに来ていた。
そんな與さんも、樋野くんと同じユニフォームを上だけ着ていて。
そして、いつものようにポニーテールをしながら、彼女は眉間に皺を寄せてこちらを向いていた。
「そんな眉間に皺寄せてたら、いつか型になるぞ」
「余計なお世話!それに、樋野。アンタが悪いんでしょ!」
仲がいいな、なんて。
そんなことを思いながら私は二人を見ていた。
写真に撮ろうかと。
そう思っていた時。
「いや。松雪が悪い」
「え、私!?」
なんて。
私の名前が突如出てきて。

