どちらにせよ、たちの悪い夢を見たのには変わりない。 まだ息が荒い。 水分をとろうと思い、あたしはベッドから立ち上がった。 冷蔵庫を開けると買った覚えがない物が入っていた。 ミネラルウォーターとスポーツ飲料水。 もしかして彼が買って来てくれたのであろうか。 どこまで彼は優しいんだと思いながらあたしはミネラルウォーターを口に含んだ。