アパートに着き、鍵を開けようとした時。 あれ……? 開いてる。 確かに朝しっかりと閉めたはずなのに。 どんなに二日酔い気味でも戸締まりだけは忘れた事がなかった。 急いで扉を開ける。 目に入った光景に絶句した。 タンスからはみ出た服。 荒らされた部屋。 それは空き巣に入られた事を物語っていた。 恐る恐る中へと踏み入り、部屋の中を探す。 金目の物は全て無くなっていた。