あの夏の太陽
追いかけ裸足で走った
遠い町から来た
君は僕の太陽

たぶん空から降ってきたのだ
それか夢でも見ているかだよ
他の子達に失礼だけど
しかしこうも違うものか

話したいけど話題がなくて
隣の席を遠く感じてた
でも君のこともっと知りたくて
イタズラばかり

普通に話せるのは
夢の中でだけ
あぁ胸が苦しいよ
愛とか恋とか
まだよく解んなかったけど

あの夏の太陽
追いかけ裸足で走った
泥だらけのTシャツ
君に夢中だった

遂にこの日がやってきました
運命の日今日は席替えだ
七夕様にお願いしたよ
君の隣になるように

そうはいかずに
離れ離れさ
俯く僕に君がくれた
黄緑色の小さな手紙
『いっしょに帰ろう』って

突然襲った夕立に
逃げ込んだ木陰で
初めて手を握るよ
雷が鳴る度に
ギュッとギュッと握ってた

夕暮れの坂道
君の影長く写した
石ころ蹴りながら
ずっとずっと追いかけた

知らない名前の町に
行ってしまうんだね
昨日僕といるときは
トンボの話しかしなかったのに
どうして

あの夏を最後に
君の姿は見てないけど
これだけは言える
あれが僕の初恋

誰もが胸焦がした
あの初めての恋のように
また誰かを
優しく愛せればいいなぁ

あの夏の太陽
追いかけ裸足で走った
遠い町から来た
君は僕の太陽

君はもう戻らない…
君は僕の太陽





(太陽/コブクロより引用)