幼なじみ〜忘れられない約束〜

玄関をあけると、そこには亮がいた。
「お、おはよ」
わたしはとりあえずあいさつをかえした。
わたしが学校に行こうとすると亮まで歩きはじめた。
「亮?今日からは学校一緒に行かないんだよ?」
「うん。知ってる」
あ、こうやってはなすの久しぶりだ。
なんか懐かしいかも。
てか、亮の声が低くなってる気がする。
やっぱどんどん大人の男の子になってる。
わたしだけが全然変わってないんだ。
「じゃあ、なんでついてくるの?」
「学校一緒だから仕方ないじゃん」
「あ、そっか!」
それからわたしたちは距離をおきながら登校した。