「あいらぁー!」
「朝からどうしたの?」
朝からわたしに泣きながら抱きついてきたのはももかだった。
「ゆ、優奈がぁー!」
「ももかぁー!待ちなさーい!」
「ぎゃあー!」
「ちょっと2人とも落ちついてよ!」
「「は、はい」」
わたしはとりあえず優奈とももかを落ちつかせ、椅子に座らせた。
「で、なにがあったわけ?」
「優奈が」「ももかが」
2人とも保育園児みたいだ。