CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~

この男、いったい何様のつもり?

いきなり笑い声を上げたり、ムッとした私を指摘したり‥‥

こんな屈辱、今まで一度だって受けた事がない


「今まで、世界の歌姫ってチヤホヤされて甘やかされて育って来たんだろうが、そんな考えで俺の仕事は受けてもらっちゃ~、すげぇ~迷惑なんだよ!!
 商品価値があるかねぇ~かは俺が決める
 今のお前は商品価値はねぇ~
 なら、お前はどうするんだ?」

「商品価値がない?
 私は歌手よ!!
 もうモデルじゃない!!
 嫌なら、仕事なんてしなければ良いじゃない
 それに私を必要としてくれる会社は沢山いるし、あんたの会社で契約しなければならない程、私は落ちぶれてなんかない」

「はぁあ~
 だから、今のままじゃお前はダメだって言ってるんだ
 このままのお前なら、俺の予想では2・3年後には業界から居なくなる
 そうなりたくねぇ~だろう!!」


今のままでは、2.3年後には私が居なくなる?

思いもしない言葉に私は絶句してしまい、思わずジェニファーの顔を見たのだった

しかし、ジェニファーは日本語が分からない

こんな失礼な男と仕事するなんて、絶対に嫌

ってか、私に向かって失言を繰り返す男の正体は何?


【Is it this person, whom?
 Only a gaffe says since a little while ago, and is it the reason that must receive this work?
 In addition, I say that I disappear from the industry!!
 I hate it to work with me, this man!!】


私は、この人が何者なのか‥‥

さっきららの失言や、消えるとまで言われた事、それからこんな男と仕事したくないっと言い放ったのだった


「俺の名前は桜井蒼紫-サクライアオシ-だ
 この雑誌の出版社である文集英社の社長をしている
 年齢は29歳
 趣味は‥「そんな事まで聞いてないし!!」


ジェニファーに捲し立てたのに、何故この男が答えるの?

私は口元に笑みを浮かべた男が自己紹介を始めるなり、その言葉を遮って睨んだのだった


「あははははっ
 趣味まで言いたかったんだけどなぁ~
 で、お前は俺と仕事がしたくねぇ~みてぇ~だが、もう契約は済ませてんだよ!!
 お前もプロなら、契約の意味くれぇ~分かってるよな?」

「な‥‥
 そ、そんな契約、私が破棄してやるわよ!!
 違約金は幾らなの?」

「へぇ~
 一度受けた仕事を、お前は投げ出すのか?
 どんだけ甘ちゃんなんだろうなぁ~」


甘ちゃんって‥‥

何なのよ!!