CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~

日本からプライベートジェットで約2時間40分のフライトでソウル空港に到着すると、日本の時と同じように歓迎するファンと記者が空港に大勢集まっていた

そして行われた記者会見

私は大学で文化を勉強していたって事もあり、語学は堪能だ

英語

フランス語

イタリア語

スペイン語

ドイツ語

ポルトガル語

中国語

韓国語

そして日本語を合わせると、9か国語を話せる

だから私には通訳は必要がない

でも、喋れると分かると色々と面倒なので、日本以外は会社の方針で通訳を通す事にしている

今回、私の滞在中に通訳として同行するのはキム・ヨンソっと言う女性だった

彼女は英語も日本語も出来るらしく、アメリカと日本に留学経験のある人

その為、ジェニファーに言われたのは彼女の前で日本語は禁止って事だった

私は何かあると、つい癖で日本語で話してしまう事がある

疲れたとか、眠いとか‥‥

あの共演者は最悪とか‥‥

自分で無意識として発してしまう言葉だが、それを気にしてか、ジェニファーは私にホテルの部屋以外は日本語は禁止だからっと飛行機の中で何度も私に言ったのだった

そして記者会見が終了し、一旦ホテルへ向かう事になった時、ジェニファーはホテルに盗聴器やカメラが仕込まれてないか念入りにスタッフに指示を出していた

勿論、それは韓国に限った事ではない

どこの国に行ってもジェニファーは盗聴器や隠しカメラがないかのチェックはする事にしているのだ

ジェニファーの母国であるアメリカのホテルでもだ

何故、そんなにも神経質になっているかって言うと、私が所属している会社には多くの歌手やハリウッドスターが多く所属しているんだけど、その中でハリウッドスターである有名な女優さんの部屋に盗聴器と隠しカメラがホテルに設置してあり、ネット上に流出してしまう事件が起きたからだ

その出来事は今から2年前の事だったけれど、そのハリウッドスターである女優さんは事件後に心を病み、仕事さえ出来なくなってしまった

それを切っ掛けに、我が社だけでなくスターを抱える事務所はホテルに入る前に必ずチェックを済ます事が義務となっているのだ

そんな念入りにチェックを済ませたホテルに到着すると、私は音楽番組のリハまで休むようにっと言われ、枕を抱きながらベッドで横になっていた

まだ残っているシトラスの香り

その香りが失われないように、私はベッドから起き上がるなり篤人が使ってるアクアマリンのシトラスを買ってきてくれるようにジェニファーに頼んだのだった