小さな手紙



その後何回も手紙書こうと思ったけど、ずっと寝てるからやめた。


あっという間に放課後になっちゃって、部活をやってない私は一人で帰る。


この時間が一番寂しい。


一人だと、もうここにいられなくなりそうで。


空はもう赤く染まって、私の冷めた心とは真逆で。


「…なぁ。」


肩にポンッと手を置かれる。


ビクッてしたの、バレた…


ゆっくり振り向くとそこには…


「佐山くん!?」


そう、隣の佐山くんだった。


「お前、フラフラしてんぞ。」


「えっ…!?フラフラなんて…して…」


そこで私の意識はなくなった。


最後に聞こえたのは、「日向!?」ってよぶ佐山くんの声。