ほんとの笑顔が見たかったんだ

夜になって寝る支度を済ませ、目を閉じたけど、なかなか眠れない。

龍星君と出会った時の事から今日の事までずっと頭の中に浮かべていた。

修了式の後、あの公園で出会った日の事。

3人で花火をして遊んだ事。

顔に大きな怪我をしていたのに無理に笑っていたあの時の龍星君…。

私が転んで怪我をした時には優しく手当してくれたよね。

3人で行った夏祭り。

ソラに私の気持ちがバレちゃった日の事。

遊園地に行った事。

ほんとにほんとに…日に日に好きになっていった。

日に日に気持ちが大きくなっていったよ。

人を好きになるって、すごくあったかい事だったんだね。

明日には彼は帰ってしまうと考えたら、切なくなる。

だからこそ、頑張って伝えるんだ。

無理矢理ぎゅっと目を閉じ、しばらくするとウトウトしてきて、眠った。