望月一馬と色々と話した結果、眞樹も本当は孤独の中で苦しんでいたのではないのかと思えるようになっていた。
俺の場合は最初からだったから、何とか対処した。
夢の中で母に甘えて……
でも眞樹は、周りの全ての人が敵だった。
命さえも狙われていたのだ。
でも……
その眞樹は俺の命を狙っていた。
そんな眞樹が自ら死を選ぶなんて……
俺はまだ悪夢の中にいた。
望月一馬は眞樹には、救世主の事実を告げていたと言う。
だから余計に可能性を確かめてみたくなったのだろうか?
あの異血事件が、眞樹に転機を与えたのだった。
偶然が必然のなった時、俺がやがて更なる苦痛をあじわうことになるのを目論んでいたのだ。
何気に開けたドアの向こうに広がる異空間。
眞樹はきっと羨ましかったのだ。
だから自刃したのだ。
俺から母を取り上げる目的で。
松本君が言っていた、自分にそっくりな男。
其処に居るに違いない。
と思い付いたのだ。
だからあえて自分の苦痛を与えて楽しんでいたのだった。
俺が孤独になる度に、体が蒸気たつ。
そのためだけに母を縛り付けたのだった。
その悦楽を得るために何度もリビングに忍び込んだ眞樹だったのだ。
俺の場合は最初からだったから、何とか対処した。
夢の中で母に甘えて……
でも眞樹は、周りの全ての人が敵だった。
命さえも狙われていたのだ。
でも……
その眞樹は俺の命を狙っていた。
そんな眞樹が自ら死を選ぶなんて……
俺はまだ悪夢の中にいた。
望月一馬は眞樹には、救世主の事実を告げていたと言う。
だから余計に可能性を確かめてみたくなったのだろうか?
あの異血事件が、眞樹に転機を与えたのだった。
偶然が必然のなった時、俺がやがて更なる苦痛をあじわうことになるのを目論んでいたのだ。
何気に開けたドアの向こうに広がる異空間。
眞樹はきっと羨ましかったのだ。
だから自刃したのだ。
俺から母を取り上げる目的で。
松本君が言っていた、自分にそっくりな男。
其処に居るに違いない。
と思い付いたのだ。
だからあえて自分の苦痛を与えて楽しんでいたのだった。
俺が孤独になる度に、体が蒸気たつ。
そのためだけに母を縛り付けたのだった。
その悦楽を得るために何度もリビングに忍び込んだ眞樹だったのだ。


