FRYING HIGH!

「なにそれ。

 謝るならしっかり・・・・」


と言うと


真琴はあたしの髪を掴んで


引っ張った


「あのさ、俺が本気で謝るのって

 お前には絶対ないから。

 調子のんなって言ったよな?」


と言って


もっと強く髪を引っ張った


「ちょっと痛いっ!

 放してよ!」


そう言って真琴を


強く押した


すると近くにあったビーカーが


真琴の手に当たり


割れた破片と真っ赤な血、


そして破片が刺さり


血が流れ出る真琴の手が


床にあった