FRYING HIGH!

あたしはすごくビクビクした


このままあっさりすれ違うだけか?


それとも昨日のことを


掘り返すつもりか?


そう考えていると


その距離なんと60cm


だんだん近づいて


わずか30cm


やばい


あたしは息を潜めた


何か言ってくるか?



そう思っていると


足音が後ろに聞こえた


よし!すれ違った


あたしは潜めた息を吐いた


するとあいつが話しかけてきた


「あれ?

 君、かわいいね」