それでも澄晴は近づいてくる


「勘弁してくれよ・・・。」


そう言われて、澄晴は止まった


2人の距離はわずか30cm弱


スバルが口を開いた


「あのさ。」


その一言で荒川が悲鳴をあげた


「うわぁぁぁぁぁ!!」


謝るつもりなのか


そうじゃないのか


あたしにもわからなくなった


が、次の瞬間


視界から澄晴が消えた


まさか・・・


殴りかかったか?!