FRYING HIGH!

まずい・・・バレるのは控えたいのに


「えー、そうなの?ねぇ本当に??」


みぃ子がなんか興味持ってる


「いや、蚊にくわれただけだよ」


とりま隠してみる


「嘘つけ。

 まだこの季節蚊はいないんだけど?」


う”・・・そうだった


まだ春だったのをこの暑さのせいで忘れてた


「じゃっじゃあ、

 もしかしたら蚊じゃない虫かも」


まだ隠し通せるか


「嘘つけ。嘘もつまんなすぎんだけど?」


無理でした


別にボケようとしたわけじゃないし


「それが、愛の言う”あいつ”なんだね?」


「・・・うん」


それから30分でさっきあったことを


全部話した


「・・・つまり。

 その真琴ってゆう奴にそのキスマークを

 付けられて気絶ってことだね?」


「うん。」


「でも別に真琴とは知り合いじゃない。

 今日初めて会ったんだよね?」


「うん。」


「それで・・・ファーストキスを奪われたって?」


「うぅ・・・」


やばい


思い出すと今にも泣きそう・・・