FRYING HIGH!

「いやー、久しぶりに素人にやったから

 めっちゃ新鮮だったわー。」


「もう・・・満足?」


早く澄晴のとこに行きたい


多分、ずっと待ってる


「いや、満足なわけないっしょ?

 ・・・だってこれからだし。」


そんな・・・


「男なめちゃいけないって言ったよね?

 例えば、さっきのに加えて・・・」


と冷たい声で言って


壁をついていた手が


あたしの体をなぞるように降りてきた


「ゾクッ」


あたしはそれが怖くて怖くて仕方なかった


それを勘付いたのか


真琴はにっこり笑い


「じゃあここ」


と言ってあたしの首筋を指差した