FRYING HIGH!

・・・ハアハア


一気に言ったから


息が荒くなった


「何様って?

 俺様、真琴様だけど??」


「そーゆーのがいらないんだよ!!」


すると

ガシッという音が出たかのように


真琴があたしの腕を強く握り、


そしてあたしの体を壁に強く押し付けた


「そろそろその口塞ごうか?」


あたしは腕を払おうとした


でもいくら強気でも


男子の力にはかなわない


「抵抗できると思った?

 男を甘くみんなよ?痛い目にあうよ?」


片方はあたしの腕を掴み、


もう片方はあたしの頭の横の壁についた


「ちょっと、はなして・・・」


「例えば、こんなこととか」


そう言ってまた唇が重なった


でも今度はすごく強引に


なぜかって?


彼は舌も絡めてきたからだ