「!!」


最初は何をされているのか


わからなかった


気づいたのは2秒後・・・


「、、、っちょ!

 いきなり何してんの?!」


「あれ?

 もしかして初めてだったりした?

 ごめんねー?奪っちゃったw」


は?


何が”奪っちゃったw”?


あたしの目に涙が溜まった


「でもさ、

 奪ったのが俺だったら光栄じゃね?」


さっきっから、何言ってんの?


「サイテー」


「は?今なんつった?」


「最低つったんだよ!聞こえないわけ?

 耳糞でも詰まってんじゃないの?!」


怒りも溜まってたあたしは


言葉にその思いを詰め込みまくった


「言ってくれるねー。愛川さん。

 そーゆー女もはっきりしてて悪くないね!

 でも、俺に対してそんな言葉使いしたら

 マジ、本気出しちゃうよ?」


「てかさ、あんた何様?

 えらそーに言ってんじゃないわよ!!」