FRYING HIGH!

「!!」


ならば、回し蹴り


やった瞬間、手で足を止められた


その手は真琴の手だった


「やめろよ。

 スカートの中見えそうで恥ずいでーす。」


と言った


そういえばスカートだった


真琴はあたしの足を離してくれた


さっきの男はどんどん真琴に近づいていく


すると、何かを話している


まさか・・・


「お2人はお友達ですか??」


恐る恐る聞くと、真琴が


「あぁ、言ってなかったっけ?

 運転手の松穂原(まつほばら)だ。

 俺とは5歳違いのダチだ。

 今は働いている身だけど。」