FRYING HIGH!

絶対こんなことだとは分かっていたけれど


同じくらい、絶対信じたくなかった


「ということで。

 決まっちゃったもんは

 もうなんにもできないから。

 とりあえず傷舐めて?」


あたしは言われた通り


恥を捨ててやることにした


「もう逃げないでね?

 あんたの手。」


あたしは投げやりに


そう言った


「ああ。もちろん。

 あれはただの時間稼ぎだし。」


うっざ


でもやるしかない


あたしは膝立ちの状態で


床に手をついて


傷口を舐め始めた