アフターレイン

 どうやら鈴木さんはそこの担当らしい。

 受付をしたり、マイクの貸し出しを承ったり、会計をしたりするアレかな。



 何だか大変そうだ。

 まあ人事じゃないんだけど。

 俺もいつか、ああいうのするんだろうけど。





「こんにちは。影山さん……ですか?」



 鈴木さんの手慣れたレジさばきに少し感心しながらボーっと呆けていると、後ろから声が掛けられた。



 ああ、多分木戸さんだ。

 俺の教育してくれる係の。



 思ったより来るの早かったな。



 素早く後ろを振り返ると、同年代くらいの女の子──木戸さんと目が合った。