「そう言う瞳はどうなの?」
「あたしですか?」
どうなの、とか聞きながら、俺は脳内で思い付く限りの動物を瞳に当てはめていった。
──ウサギ?は、違うな。
そんな純粋な可愛さじゃない。
ちょっと癖のある感じの。
じゃあコアラ?も、違うか。
あんなに大人しくない。
確かに見た目は大人しそうだなって最初は思ったけど、性格はまるで真逆だった。
ちょっと皐月に似てる。
破天荒でおてんばで、明るい感じの。
「……えーと、」
なかなかしっくりくる動物が思い浮かばなくて、俺はうんうん唸っていた。
さっき俺のことメス猫って言われたし、それ相応の珍回答で対抗してやろうかって思ったけど、なかなか難しい。
