私の名前は、立花 恵理奈。
この私立、陽加学園中等部二年生。


「貴方が噂の立花さん?」

「え?」

うわぁ…すごい美人…中等部の人かな⁇

「あ、立花です‼よろしくお願いします‼」

「立花さん」

「ええっちょちょ…っ」

来て早々腕引っ張られるなんて痛い~

「私は黒崎 茜です。」

くろさき…あかね…さん。
何か不思議…この人…

「あの…すみません…手…」

黒崎さんに手握られたまんまだよ~

「あら失礼。立花があまりに可愛いから…見惚れちゃって…ごめんなさいね」
そう言うと黒崎さんは手を離した。
「え、あ、ありがとうございます‼でも全然…っ」

「白石くんが貴方を見たら凄いでしょうね。さ、行きましょ」

白石…⁇って誰…⁇
なんかぜんっぜんわかんないよぉ~