優恋*プレリュード改

天然だ。




「あ、間違えた、清水早希だ。さっことか、きーちゃんとか呼ばれてるよーでも何て呼んでもいいよっ」


可愛いなぁ。

私はこういう天然タイプにはてんで弱いらしい。


「うちは田中優亜だよっゆあで良いよ(^^)(^^)」

顔が緩むなぁうふふ。


「さっこ仲良い子がみんな違うクラスに行っちゃってさ、寂しいから仲良くしてねぇ(半泣」


「うちもなんだよ!!良かったら一緒に行動しない?」

「えっまじ?ありがとうー嬉しい」


ほのぼのする。

この子とは仲良くやっていけそう…


「優亜は、部活何行こうと思ってる?」

「吹奏楽部!!今日からだから超楽しみだぁ」

「だねっうちも吹奏楽部今度行ってみようかな」


「そうしなよ!!早希がいれば楽しいだろうな」


「えへへー(*^-^*)今日はね、小学校の友達と陸上部行くんだけどね、陸上部はさっこちょっと向いてない気がするんだよね…吹奏楽部今度絶対いく!!」



「やったっ」


おしゃべりに夢中になっていたら、いつの間にかチャイムが鳴っていた。


さっき早希とも話したけど、今日は仮入部期間の始まりの日なのだ。

姉がやってる吹奏楽!!別に仲がいいとかじゃないし、音楽が好きだからだし!!


…では、吹奏楽部にれっつらごー。

「優亜〜」


――――来たよ。


私の親友で、幼馴染みの西関日和(にしぜきひより)が走ってくる。

何とも微妙な格好…

はっきり言って、ダサい。


「優亜行くの早いよ〜、おいてかないでよねっ」


「…ウザい」


日和がショックを受けているけど、気にしない。


もう、お互いこういうやり取りは慣れっこだからね!!



日和ももう慣れてるww



日和も天然…なんだけど、早希とかとは違ってイラつくんだよねー☆


「早く仮入部行こっ」


ね、さっきまで落ち込んでたとは思えないでしょ。