あ、紫月からだ。


【大丈夫!? いつのまにか二人していないから心配したよ(>_<)】


 そっかぁ、紫月にメールしてなかったもんね。


【大丈夫だよ♥ 二人でまわってるんだ】




~~♪


【ホント!? 良かったね♥ じゃぁ、そのまま花火見なよ~(*^^)v】


「えっ!!」


「うわ、どうした?」


 八代くんが不思議そうに私を見る。


「う、ううん。 なんでもない…」


 花火…、ふたりで見たいな…。


 でも、八代くんはいいのかな?


【うん、そうしたいけど… 八代くん、いいって言ってくれるかな…】


 私が一緒に見たくても、八代くんがみんなで見たいかもだし…。



~~♪


【誘えばいいじゃん♪ だってわたしは由紀と見るし、たぶん未琴も中石くんと見ると思うよ~♪ それに、もっと積極的にならないと、八代くん狙ってるコに取られるよ?】


 誘う…うん、言うだけ言ってみようかな。


 それにしても、未琴ちゃんと中石くんも付き合うことになったのかな??


 なんかそんな感じだけど…。


【うん、誘ってみようかな。 そうだね…積極的に、ね。 ありがとっ】


 よし…!


 私、もっと恋に積極的にならなきゃ…!!