きみだけが好き。



 …だけど、八代くんから出た言葉は私の想像とは違っていた。


「…似合う、から」


「えっ えぇ!?」


 今、似合うって…言ってくれたよね??


 八代くんに、嬉しいこと言われた……。


「…ありがとう」


「ん」


 今日、頑張ってみて良かったよ。 紫月にありがとうって言わなくちゃっ


「…かき氷にすっか」


「あれ? 八代くんお腹すいてるのにそれだけでいいの??」


 もっとがっつりしたのを食べるかと思ったけど…。


 私は不思議そうに八代くんを見る。


 すると、八代くんは一瞬焦ったみたいな顔をして、「ん、まぁな」って言った。


 …もしかして、私と二人で居たくての口実だったとか…!?


 や、ありえないか…。 今ふつうな感じだし…。


 八代くんはかき氷を買って来たみたいでパクッと食べてる。


 なに味かな? まさかのイチゴ味とか?


 じーっと見てたせいか、八代くんが視線に気づいて、


「なに? 食べたい?」


 って言ってきた。


 きゃーっ  


「い、いいっ いらないっ」


 恥ずかしいし、それって間接キスってことだよね?


 顔が熱い…。