きみだけが好き。




╼╼╼╼きゅん


「え……ありがとう…」


 何今のっ 八代くんの笑顔かわいすぎるし、何よりうれしい言葉だったっ。


「あ~腹減った。 森田は?」


「私はまだ大丈夫。 何か買う?」


「そうだな…。 じゃ、いい?」


 そう言うと、八代くんは後ろを向いた。


 あっ…八代くん行っちゃう。


 どこかで待ってよっかな……。


「何してんの。 はぐれるかもだから森田も来んの」


「ひゃっ」


 八代くんに手首をつかまれて、心臓がとびはねた。


 うわうわわうわっっ


「健たちには後でメールしとくから……一緒に来て」


 八代くんは、私をじっと見ながら嬉しいことを言ってくる。


「…うん、いいよ」


 ドキドキして心臓おかしくなっちゃうかも…。


 ホント、八代くんはズルい。 私と同じ感情があるわけないってわかってるけど、期待をしてしまう。



「…さっきさ」


 ゆっくりした口調で八代くんが話しかけてくる。


「うん?」


「化粧のこと似合うか…って聞いてきたじゃん」


「あー…うん、聞いたね。 それがどうかした?」


 なんで今その話を?? はっきり似合わないって言われるのかな…。