きみだけが好き。






「んな落ち込むなって。 …こうすれば、いいんだろ?」



 蒼介は、自分が着けていたネックレスを外すと……


 指輪を通してから、またネックレスを着けた。




「花帆も、こうすれば一緒じゃん」




 そして蒼介は、私の指輪も、さっき蒼介がくれたネックレスに通して……




「はい。 これでずっと一緒な?」




 優しく、ふわりと笑う蒼介。



 …ふっ、




「…ふぇっ そ、すけ……優しすぎるよ…っ」




 私の目からは、涙がこぼれてくる。



 やっぱり、蒼介は優しいんだ…。




 そんな、私の頭を優しくなでながら、




「こんなことするのは花帆だけ。 好きって言うのも……優しくするのも」




 すごくすごく嬉しい言葉を言ってくれた。