きみだけが好き。







 ……??



 一向に何も起きず、目を開けると…



「プッ。 頭についてたゴミ取っただけだしっ」



 蒼介が、口で手をおさえながら、笑っている。



 …つまりは私の勘違い…。



 ピューーっと赤くなっていくのがわかった。



 …か、勘違い女って思われたっ   穴があったらかくれたいよぉおお!!




「…なーんて。 からかった。 …キス、してほしい?」




 さっきの表情とは一転して、蒼介は真っ直ぐに私を見てて…。



 その瞳に、吸い込まれそうになる。



 ごまかせない…。



 私、蒼介と……キス、したいと思ってる。



 さっきみたいなキス、したいって思ってる。










「………ぅん」







 小さく、コクンとうなづいて…



 私は正直に答えた。