きみだけが好き。



こ、ここ……


お化け屋敷の中、だよね…⁉︎



そう思ったとき、唇が離された。



「涙、止まったな。 もう怖くないだろ?」


ニヤッとして、蒼介は私を見ている。



確かに…涙止まったし…



今は怖くない。



…あっ‼︎‼︎



「ここ、お化け屋敷の中、だよ⁉︎」


ちょっと怒った口調で言ってみると…。


「そんなん知ってるけど? あ、はずかしかった⁇」



いじわる要素たっぷりの話し方。



「し、知ってて、したの⁉︎」


「…あたりまえだろ。 おばけ役の人に見せつけて、近寄れなくしたんだから」


へっ…



それって…



「…私が怖がらなくするため⁇」


私のために、計画的にしてくれたの…?



そんな意味も含むて聞いたら。



「…そーだけど?」