きみだけが好き。





 さっきから、何も言わない蒼介。



「…蒼介??」



 …?



「あ、あぁっ あと2,3分で着くかもな。  


 それにしても、寝不足?」



 あ、普通の蒼介だ。



 さっきまでのは、なんだったんだろ…??



「えーっと、今日は遅刻したくないなって思ってて… 昨日寝るのが遅かったのに対して、朝早く起きたから……たぶん、寝不足」



「へ~……遅刻しないよう、頑張ったんだ?」



「う、うん」



 蒼介は、突然笑い出した。




「え、ど、どうしたのっ!?」



「や、花帆がちゃんとそういうこと考えるヤツなんだなぁ~って思ったら、笑えた」



「そ、それひどいよっ 私が遅刻しかしないとでも、思ったの?」



「まぁ、そんなとこ?」



「ひ、ひどい~~っ」



 私だって、ちゃんとするときちゃんとしてるよっ