きみだけが好き。



 さっき、私も、他の女の子たちが蒼介を見てるのを見て、不安になって…ヤキモチ妬いちゃったから……




 私ばっかり好きかもって思ってたけど…、




 蒼介も、私と同じくらい想ってくれてるのかな、って感じた╼╼╼╼。















***************




 電車に揺られて30分。



 朝早く起きたからか、なんだか眠くなってきた。



「あと20分くらいかもな。 ……って」



 …もう、蒼介の声は聞こえない……。




「…フッ、寝てるし」








 
 
 ……ここは、どこ?



 辺り一面草原で……私は一人、立っていた。



 『花帆』



 私の名前を優しく呼ぶ、この声は……蒼、介…?



 『…キス、しよっか』



 ……あっ…!! と思ったときには、



 唇に、柔らかいモノが当たっていた。