きみだけが好き。






 翌日。





「ふふふっ」



「ん? 花帆ちゃん、何かイイことあったの??」



 今は昼休み。


 いつものように、私と紫月と未琴ちゃんで、教室でお弁当を食べてるとき、ふいに未琴ちゃんに聞かれた。



「うんっ あのね、クリスマスにデートする約束したんだよ」



「そうなんだぁっ いいね! 紫月も後藤くんと?」



 未琴ちゃんの質問に、紫月は顔をポッと赤く染める。



「え、えっ う、うん…まぁ…」



 いつもはサバサバしてる紫月だけど、後藤くんのこととなると、こういう反応をするんだなぁ~。



 ふふっ かわいいな。



「あ、花帆、今わたしのことからかったでしょ?」



「えっ…と…、うん。 だって、紫月かわいいんだもん」



「はぁ!? どこがっ」



 あ。 自覚してないんだね。