きみだけが好き。







 私は慌てて部屋に駆け込み、戸を閉めた。



 …ドキドキ…。




「…はい、もしもし」



『俺、八代だけど……ってか、出るの遅すぎ』



 耳もとから聞こえる大好きな人の声。



「あ、えと…ごめんね? どうかしたの??」



『今週の土曜、一日遊ばね?』



 え……?



 えっと、遊ぶってことは…



「デート…?」



『ふっ…伝わったな。 じゃ、土曜に学校近くの駅で10時に待ち合わせな』



「う、うんっ!!」




╼╼╼ピッ




 うわぁぁぁぁ。



 きっと、クリスマスだから、だよね??



 きゃ~~~っ!! なんかニヤけちゃうよ~~。