きみだけが好き。




「うわ、ホント甘っ」



 八代くんが…顔近づけてきて……口で、パクって……っ


 たぶん、私との顔のキョリは10センチかそれ以下。


 きゃぁぁあああっ


 思い出すと恥ずかしい……。


 今日の八代くん、わかんないな…。


 あ!! そういえば……


「あのね、八代くん」


「ん、なに?」


 クラスの女の子たちが私と八代くんが付き合ってるって誤解してるって言わなきゃ!!


「さ、さっき…男の人から助けてくれてありがとうっ


 でねっ その……クラスの人たちが私と八代くんが付き合ってるって誤解してて……」


 あぁ…自分で言ってて恥ずかしい…。


「あぁー…ま、いいよ。 ほっとけ」


「い、いいの…? 八代くん、困らない??」


「や、困んないけど」


 ドキ╼╼╼っ


 八代くんは私を見ながら答える。


 わっ 顔が熱いよぅ…。