きみだけが好き。




「えっと……あ、わたあめ食べたい」


「ん、行こ。 あのさ…」


 右斜め前にいる八代くんに話しかけられる。


「なんで隣こないの」


「えっ……それは…」


「隣に来て。 話しづらいじゃん」


「あっ…そっか…」


 なんだ…そっか…


 話しづらいだけの事かぁ…。


 ほーんと、この期待しちゃう気持ち、やだなぁ…。






「わたあめ、おいし?」


「う、うん。 甘いよ」


 食べながら歩いてるから、八代くんの顔を見れなくて。


 こんなんで、いつ告えばいいんだろ…。


「ふぅーん。 ちょっともらう」


 …へっ……



 目の前で起きたことに軽くパニック。


 だって……