きみだけが好き。




「ハァ…╼╼ハァ……」


 すっごい全速力で走ってきたからかなり息切れ…。


 生徒玄関にはまだ八代くんの姿はなくて……少し安心。



 …トクトク……。


 だんだん告白する時間が……迫ってる。


 私……がんばらなきゃ。


 紫月も未琴ちゃんも応援してくれてるんだから。










「╼╼╼……ハァっ 森田っ わりぃっ」


「八代くん!! だ、だいじょうぶ??」


「ああ…。  ちょっとマジで走ったから疲れた…」


 額から流れた汗が首筋を通る。


 カッコイイ……。


 汗かくほど急いで来てくれたんだって思ったら……キュンとした。


「んじゃ、行こっか。 どこ行きたい?」


 あ…今日の八代くんは、優しいほうだ…。