きみだけが好き。




 廊下を通ってると、紫月たち4人とばったり会った。


「あ~花帆~~っ」


「紫月ーーっ」


 紫月が一番に気づいて走ってきてくれた。


「あんた、さっきヘンな男に絡まれたんだって!? それ聞いたとき、ホント心配したんだから……」


 きっと未琴ちゃんから聞いたのかな?


「大丈夫だったよ!! 八代くんが、助けてくれたからっ」


「うん、それも聞いたよ。 花帆、今から?」


「…うん」


「そっか…頑張って!!」


「うん!!」


 

「お、花帆ちゃ~~ん」


「あ。中石くん」


 他の3人も気づいて駆け寄ってきてくれた。


「久しぶりジャン、話すの!! てか、花帆ちゃんさ…」


「ん??」


「これからいい事待ってんね!! 楽しみじゃ~ん」


 …いい事……ってなに???


「オイバカ健。 何言ってんだっつの。 アホか」


 後藤くんがすぐさまツッコミを入れる。


「そうだよ、健くん! もぅ……」


 未琴ちゃんもツッコミを入れてる。


 ん??  なんだろ??