きみだけが好き。




 もしもこの事が八代くんにも知ったら……『あの時言っただけ』とか『仕方なく』って言うと思う。


 さっきのは嬉しかったけど……やっぱり本当の彼女じゃないし、付き合ってないから……ちょっと複雑だったり。


 でも、この後……告うんだ。


 もう、逃げない。


 絶対に私の気持ち、伝えるの。


 結果、玉砕しちゃっても……後悔はしないはず。


 こんなことを考えてちょっとはオトナになったかなー…って思った。


 んー……早く八代くんに会いたいな。


 もう制服に着替えたし……14時まで時間あるけど、行っちゃおうか。


 


「あ、森田さん出る?」


 教室を出ようとしたとき学級委員の男子の……確か前田さん、に話しかけられた。


「あ、はい。 屋台まわってこようと…」


 どうも学級委員の人には敬語使っちゃうな…。


「OK! じゃ、お疲れさん~」


 前田さんと話したの初めてだなぁ。


 真面目な人だとおもったけど、意外に文化祭楽しんでる。


 いろんな人がいるな~。