きみだけが好き。



 私は、未琴ちゃんのいいところを精一杯伝えた。


 紫月ならわかってくれるよね…?


「…そっか。 そこまで言うなら」


 ╼╼╼ごくっ。 思わず唾をのみ込む。


「花帆のこと信じるよ!!」


 紫月はニコッと笑う。


「ありがとうっ。 じゃあ今からでも、一緒にお昼食べよっか!」


「そーだね! 行こっか!」


 なんか嬉しいな。 紫月に未琴ちゃんのこと伝えられて。






╼╼╼╼ガララ



「あ! 花帆ちゃんっ、紫月……ちゃん」


 教室に戻ってくると、未琴ちゃんが名前を呼んでくれた。


 …でも、さっきの紫月の態度のせいか紫月の名前を呼ぶ声が小さくなっちゃってる。


 あれ? 紫月はどこに……えっっ。


 隣に居たはずの紫月がいなくなったと思ったら、み…未琴ちゃんのところに!?


 私も未琴ちゃんと紫月の方に向かう。 …と。


「紫月でいいよ、未琴」


「……えっ」


 そっかぁ…。 紫月、未琴ちゃんと仲良くなろうとしてるんだ…。


 それにしても、未琴ちゃんはビックリしてるみたい…。