きみだけが好き。




「わーーっ 混んでる混んでる!!」


「よかったな。 森田、頑張ったじゃん」


「…ぅ、うん…」


 ひゃーーっ  やっぱり八代くんの笑顔、いい!!


 私……ただ告白するんじゃなくて、どうしたいのか、どうなりたいかを伝えたいな…。


 伝わると、いいな…。


 なんて考えながら八代くんとカーテンで仕切ってある……控室的な場所に行くと。
 


「あ! 八代さん! アナタ、途中で居なくなるから女子の客が減ったのよ!


 まぁ、森田さんと呼び込みしてこんなに繁盛してきたけど……勝手に居なくならないでねっ」


 た…滝さん!!


「…すんません」


 八代くんかわいそう…。


「あの! 滝さん、あんまり八代くんを責めないでください! 八代くんが一緒に呼び込みしてくれたから……こんなにお客さんが来てくれてて、えぇと……」


 あと、どう言えばいいんだろう!?



「森田さん……ま、そうよね。 いっか。 じゃぁ接客頼みます。 八代さんも」


 滝さんは戻っていった。