きみだけが好き。





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「……ぉ……ぃ」


 …ん?? なんか声が…?


 気のせいかな………。


「…おい! ねーちゃん!!」



「うわぁっ!! 何事!?」


 ガバッと跳ね起きてキョロキョロすると、目の前には不機嫌な顔をした雄がいた。


「わ…私…もしかして…」


 その感じからすると……


「大寝坊。 18時半んなっても呼ばれないから下行ったらいねぇし。 案の定部屋ノックしても返事しねーから戸開けたら寝てるとか………


 ホントどっか抜けてるよな……」



「ご、ごめんね!? すぐ作るからっっ」


 何やってんだ私は!!


 タタタッと階段を下りていく。