ありがとね~悠ちゃん!!

「あ…あの…」

「はへ??」

やばっ!!びっくりして
変な声出しちゃったよ!!
恥ずかしーいっ!!!!
急に後ろから声かけるからじゃん!


「なんですか?」

振り向いたそこには、あの転校生が
立っていた。

「時雨ちゃんだよね?」

「え?」

この転校生何であたしの名前知ってんの!?

「そうですけど…なんで「やっぱりそうや!」

あたしの声は、なぜか急に関西弁になった
転校生に遮られた。

「えっえっ??どなたですか??」

「ちょお待ってーや!マジで覚えてないん!?」

謎の転校生はポカンと口をあけた

「はい…」

「傷付くわぁ。んなこれでわかるか??」

そう言って、彼はメガネを外した。